令和三年に行われた東京2020オリンピック。みなさま、まだ覚えていますか?
文句言ってても、オリンピックが始まれば、みんなテレビを見るだろうって言った政治家がいましたが、見たくても、放送してくれねえよ。インターネットに繋いでるから、こうして見られるけれど。
NHKのサイトから貼り付けですが、いつまでリンクが残っているんだろう?
Windy Cantika Aisah 名前みて、これ芸名か? って一瞬思ったよ。
インドネシアには、姓や氏やファミリー・ネームはないので、3つの名前、すべて本人だけの名である。最近、こういうふうに、3つ名前つけるのが流行っているらしいが、一つだけの人も大勢います。スカルノもスハルトも、名前は一個だけですよね。
Windy; 英語由来
Cantika; インドネシア語、ジャワ語由来。キュート、カワイイ、という意味
Aisah; アラビア語由来。ムハンマドの最年少の妻の名から。活力、生命力に満ちた
顔もかわいいし、ウエイトリフティング選手らしくない華奢な体に見えますね。19歳。
ウエイトリフティングの競技は予選などなく、Aクループ、Bグループに分けて、一日で最後までやったらしい。以下ピックアップ。
00:24:30 ~ 1st 84kg failed
00:27:20 2nd 84kg
00:32:00 3rd 87kg failed
クリーン&ジャーク
01:16:20 1st 103kg
01:20:35 2nd 108kg
01:28:00 3rd 110kg
***
01:38:30 after
01:38:20~ Victory Ceremony
金が中国、銀がインド、そして、チャンティカ選手、アメリカ代表が失敗して辛くも銅メダル獲得。7月下旬は、インドネシアのコロナ死者がアメリカを追い抜いて最悪。チャンティさんが悪霊を退散させるがごとき、8月から下降しましたが、良いニュースは全然報道されていませんね。
この銅メダルは、前回1964年に参加しなかったインドネシアとしては、東京オリンピックで最初のメダル。ASEANの公式twitterからも祝福のツイートが出ました。
いやあ、それにしても、人口順の金・銀・銅ですね。え? アメリカのほうが人口多いって? いや、若い年代の人口はインドネシアがアメリカを追い抜いてしまったんですよ。以下、CIA World Factbookから
0-14 years: 23.87% (male 32,473,246/female 31,264,034)
15-24 years: 16.76% (male 22,786,920/female 21,960,130)
25-54 years: 42.56% (male 58,249,570/female 55,409,579)
55-64 years: 8.99% (male 11,033,838/female 12,968,005)
65 years and over: 7.82% (male 9,099,773/female 11,781,271) (2020 est.)
一方、USAは
0-14 years: 18.46% (male 31,374,555/female 30,034,371)
15-24 years: 12.91% (male 21,931,368/female 21,006,463)
25-54 years: 38.92% (male 64,893,670/female 64,564,565)
55-64 years: 12.86% (male 20,690,736/female 22,091,808)
65 years and over: 16.85% (male 25,014,147/female 31,037,419) (2020 est.)
うらやましいねえ。実はこのCIAの推定では合計特殊出生率が2021年に2.04になっているのだが(WHOの推定では2.1ぐらい)、あまり人口増加率を押さえるのを急にやらないで、じっくり減らして欲しいね。政府としては、若年層の失業率をなんとしても抑えたいようですが。
でも、やっぱりうらやましい。日本で言えば1970年代が、昭和40年代が、あと30年ぐらい続くんだよなあ……。