世界の果てでダンドゥット

ダンドゥットは今、現在が一番おもしろいぞ!

Janda 7 Kali; 謎の2010年代前半ダンドゥット・コプロの世界から

「おまえが知らないだけで、謎のなんて言うな!」と抗議が来そうだけど、ホントに調べようがない。この頃は、画質・音質の貧弱なVCD(直径5インチのCDサイズ)というメディアが出ていた頃で、Youtubeに上げられるものも大半がそのコピー物なのだ。

たぶんオリジナル(=最初の録音)は次の歌手。だけどこの人のバイオデータが全然判らん。バックは打ち込みのチープなハウス風(?)Spotifyなどでは聴けない。

Naya Revina - Janda Tujuh Kali おそらく2011年発表(終わり近くでブチっと切れる)

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なお、次のバージョンはボーカルが片方のチャンネルだけ入ったカラオケ版。歌詞が映像に出てくるのをKaraokeという言う。

https://www.youtube.com/watch?v=H1W5rPH90_A

インドネシアYoutubeが開始されたのは2012年で、このあとYoutube発表がリリースの中心になっていくわけだ。もちろんグローバル・バージョンはインドネシアでも利用可能だったけど、なにしろ、当時インターネットに繋げる層はごく一部だった。

2011年からライブでは盛んに演られていたようだが、現在残っている物は、出所不明・権利者不明の無法状態になっている。

Ratna Antika - Janda Tujuh Kali 
4,468 views  24 Aug 2022 だけど発表年不明

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Ratna Antika - Janda 7 Kali - OM. Pantura 次はイベントの日付が出る。2011年12月28日。現在はカジュアル系衣装のRatnaさんもボディコン・ドレスなのだ。

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Eny Sagitaのちゃんとした音源を聴きたいのだけど、現在残っているのは、次のようなコピー物ばっかり。ビデオの作り方は、クリップ映像とライブ映像を混ぜたもので、この程度の画質が普通というか、マシなほう。

OM SAGITA ~ JANDA 7 KALI ~ ENY SAGITA

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数年後に大スターになるVia Vallenも次のようなショボい音質なのだ。なお、これはSpotifyなどのストリーミングやサブスクで聴ける。

Janda Tujuh Kali Via Vallen Official - YouTubeより

℗ 2017 Aini Recordというクレジットがあるけれど、録音および発表年不明。2013年ごろのヒットを含むアルバムなので、その頃だと推測されるけど。

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次のOM Monataは、New Monataと分裂前のバンド。このライブは再生数が多く、当時の雰囲気を味わえる。画質は当時の標準というか、けっこう良質の部類でしょう。歌手のCitra Marcelinaは現在も活動中らしい。

JANDA 7 KALI -CITRA MARCELINA - MONATA MATAHARI PEKALONGAN 収録日2011年9月2日

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New Pallapa、メンバーが若い!歌手のDara RafikaってTrio Macanのメンバーだった人だって、今検索して判った。いや、今のDara Fuさん?顔が変わっているけど?

OM. New PALLAPA - SIDOARJO *Janda 7 Kali - Dara Rafika *(Surabaya, 2012年11月19日 )

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なお、映像の質にこだわらない方は"janda 7 kali koplo hot"などの組み合わせで検索するとよろしいかと思います。

こんな感じのライブが散らばっている

現在(2025年1月)リバイバルでカバー合戦中、その模様はそのうち記事を書く予定