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『日ASEANみどり協力プラン』/ 江藤農林水産大臣インドネシア出張(2025年4月27日~)

今年(2025年)インドネシアは米が大豊作

それとは関係なく、日本の農林水産大臣インドネシアに出張、牛肉や牛乳の売り込みをしたようです。たぶん効果ないでしょうが。

プレスリリース

江藤農林水産大臣の海外出張(インドネシア)結果概要について:農林水産省

1.日程及び場所
日程:令和7年4月27日(日曜日)から30日(水曜日)まで
場所:インドネシアジャカルタ

2.アムラン農業大臣との会談概要
会談では、日本産農林水産物・食品のインドネシアへの輸出拡大に向けて、日本産牛乳・乳製品の輸出の早期解禁等を要請しました。また、「日ASEANみどり協力プラン」について、両国間で実施する新規のプロジェクトを追加して、協力を強化していくことを確認しました。

現地ではほとんど話題になってない。日本のわたしも知らんかったから。

Indonesia Tingkatkan Kerja Sama Pertanian Dengan Jepang
472 views  30 Apr 2025  JAKARTA わたしはインドネシア語が判らんから報道内容は不明。会談相手が3週間後に辞任するとは想像できないよなあ。

www.youtube.com

ASEAN事務総長とも会談

Secretary-General of ASEAN welcomes Minister of Agriculture, Forestry and Fisheries of Japan

で、その「日ASEANみどり協力プラン」てのは何かというと、

ASEAN+3農林大臣会合で日ASEANみどり協力プランの賛同を得ました:農林水産省令和4年10月26日 農林水産省、今話題の野村元農林水産大臣の時ですね。

野村大臣から、多くの自然災害や新型コロナウイルス感染症の拡大下における食料安全保障確保の重要性に加え、我が国はAPTERR(アプター:ASEAN+3緊急米備蓄)、AFSIS(アフシス:ASEAN食料安全保障情報システム)等を通じてASEAN各国を引き続き支援することを表明。
また、ASEAN地域における食料安全保障の確保に向けて、我が国の「みどりの食料システム戦略」に基づき、強靭で持続可能な農業及び食料システムを構築するための日本の協力イニシアティブとして『日ASEANみどり協力プラン』を発信。
さらに、来年の日ASEAN友好協力50周年に向けて、ASEAN各国との連携を密にしながら、協力を強化していくことを説明しました。
ASEAN各国から日本の協力への謝意とともに日本の協力は時宜を得た内容で非常に重要であり、具体的なプロジェクトの実施を期待するといった提案への賛意が示されるなど、我が国のイニシアティブについて各国の理解を得ました。

ず、ず、ずいぶん〈上から目線〉じゃありませんか!

日本の協力イニシアティブ(日ASEANみどり協力プラン)本文、英文

https://www.maff.go.jp/j/press/yusyutu_kokusai/chiiki/attach/pdf/221026_18-4.pdf

なお、ASEAN+3緊急米備蓄というのは、中国・韓国・日本が、災害時などの緊急事態にそなえて、米を備蓄する協力体制のこと。実際やっていることはショボい。

フィリピン(レイテ州パロ市)支援米300トンの放出、ラオスの洪水の時に精米200トン及び加工米飯2万食、カンボジア(コンポントム州)において、我が国拠出の支援米(加工米飯2万食(2トン))の放出、などなど。

わざわざ恩着せがましく言うほどの量か??日本で米不足に悩むみなさま、ASEANへの援助と言っても、たいしたことありませんので安心してください。

ASEAN+3緊急米備蓄(APTERR)について:農林水産省