前項の記事で書いたソングライターKomingのスタンダード曲。
歌詞はバニュワンギ地方のオシン語で、まったくお手上げ
四行詩(パントゥン?)の最初のラインは、慣用句かことわざ、もしくはソングライターが創った独創的な比喩なのかもしれない。全体として、あったとたんに一目惚れ、夜も眠れない……、という歌らしい。ただし、男女交互に歌われるということは、両方とも恋におちて無我夢中ということだろうか?
わたしは、この歌がバニュワンギ発だということも、気が付かなかった。なにしろカバーしているのが、中部ジャワ~ブランタス川流域の歌手が多いのだ。次はスラカルタのチャンプルサリの巨匠Cak Dipinのバージョン。音源発表の時期は不明。
Cak Diqin dan Wiwid Widayati - Gulu Pedot (Karaoke) IMC RECORD JAVA 633,980 views 14 Aug 2013
2021年、22年にもカバーが多く、次のDifarina IndraのOM Adellaバージョンが再生数一番かな。
Fendik adella Ft Difarina Indra - Gulu Pedot
20,043,199 views Premiered on 10 Jul 2021
今年2025年になって、やっとバニュワンギ勢のものがヒット。
Dini Kurnia Feat. Mufly Key - GULU PEDOT
14,849,861 views Premiered on 3 Jul 2025
上のバージョンがヒットしていることに、しばらく気づかなかった。だって、次のように、しょっちゅう誰かがカバーを発表しているのだ。
Arya Galih ft Era Syaqira ~ GULU PEDOT
1,881,219 views 19 Apr 2025
現在カバー合戦中で、次々に新バージョンが出ている。選びきれないので一つだけ。
次は3年前まで楽しいデュエットを演っていたEsaとWandraが、よりを戻して新バージョン発表。Dini Kurnia & Mufly Keyバージョンと同じく3人編成のバンドなのが謎。
Esa Risty Ft. Wandra - Gulu Pedot 159,941 views Premiered on 5 Aug 2025

Wahyu F Giriとの仲はどうなったんだ?