ソングライターAndry Priyantaは、次のバンドNgatmombilungのメンバー。男のリードシンガーがいる。自作曲をアップロードしているけど、他人の曲のカバーはあまりやらないし、ちょっと見るとシロート・バンドに見える。インスタグラムはここで、けっこうライブ活動も演っている。
Ngatmombilung - YouTubeより- Dumes 690,298 views Premiered on 16 Jul 2023
でも、ソングライターとしてのAndryのほうがずっと有名であるようだ。
次のは、人気が出る前に作ったもの(ビデオは最近のアップロード)。ジョクジャのフットボール・チームPSIMの歌。なんというか、哀愁を帯びたメロディアスな歌で、これでもフットボール・チームの讃歌?
Anthem PSIM – Aku Yakin Dengan Kamu
楽曲版権管理をしている会社MK PUBLISHINGのインスタグラムから9月30日が誕生日で35歳くらいらしい。
Youtubeで再生数が多いのはもっぱら次のGuyonWatonのバージョン、といより、こっちの発表が早い場合もあるのでは。現在まで合わせて4億ぐらいの再生数ってことは、Denny CaknanとかNdarboy Genk並のヒット・メイカーというわけだ。
ジョクジャカルタ特別州のクロン・プロゴ県(Kabupaten Kulon Progo)が本拠地で、固定メンバーは次の6人。
Faisal Bagus Ibrahim (Vocal)
Ahmad Arifin (Guitar)
Hieronimus Ferry Widiyatmoko (Guitar)
Ndika Rismaya Pelma Arga (Ukulele)
Andreas Wahyu Susilo Jati (Ketipung)
Yuli Hamdani (Bass)
GUYONWATON OFFICIAL - YouTubeより。オリジナル・ソング
曲目リスト、太字がAndry Priyanta作。
1. Korban Janji 107,269,750 views 14 Apr 2018
2. Ora Masalah by fauzan jadid
3. Karma by
4. Takkan Kembali by Fauzan Jadid x Arickpin
5. Lungaku 69,638,212 views 3 Jan 2019
6. SEBATAS TEMAN by Ahmad Arifin
7. Perlahan 136,402,566 views 23 Jan 2020
8. Ajur Mumur by Dwi Gegana
9. Ninggal Cerito by Fauzan Jadid
10. Patah Hati 6,263,094 views 20 Feb 2021 同名異曲多し
11. Pisah by Hieronimos Ferry Widiyatmoko & Alvian Satya同名異曲あり
12, Kelangan by Ahmad Arifin
13. Kok Iso Yo? 33,898,800 views 10 Feb 2022
14. SANES 39,152,905 views 23 Feb 2023
15. RASAKNO by Andreas Wahyu Susilo Jat
16. Pelanggaran by Bagus Muhammad & Mr. Djo
お聴きのように、他のソングライターの作品も含め、どれも同じ曲調なのだよ。歌詞も三角関係でフラれる男の嘆きばっかり。鼻歌で歌っていると、いつのまにか別の歌に移ってしまう。
ギター担当の他、ミキシングもたまにやるのがAhmad Arifin。たまに作曲もやり、プロデュースなどやっている Fauzan Jadidのインスタグラムはここ。
ビデオ・クリップにいつも出てる、フラレ役の男はMigga Sadewa、インスタグラムはここ。以前紹介したレゲエバンドBravesboyのギタリストであるようだが、詳細は別の機会に。ともかくダンドゥットとレゲエ・シーンの人脈はかなり交差しているようだ。
ライブの様子。
HOOKSpace - YouTubeより。これはイベント企画の会社らしい。若い娘のファンがいっぱい。このイベントは1万2千人ぐらいの観客らしい。
Guyon Waton - Full Performance | LIve at PSM Pesta Lagi Bekasi 268,344 views Premiered on 30 Jul 2023
もちろんわたしは、かわいいティーン・シンガーや毎週毎週結婚式や村祭りで歌っている歌手のほうが好きだが、こういうバンドが現在のダンドゥット・シーンの主流の一つであることは忘れないように。