前項で紹介したコンサート形式で音楽を聴くってのは、そうとうに特殊な現象なんだよね。ラジオやレコードが普及する以前は、音楽もダンスも、儀式や催し物と切り離せない行事であっただろう。影絵芝居とかの伝統藝能も、あの長い長いものをずっと続けて鑑賞するという意識・慣習はなかったんじゃねえのかね？
そんな現代において、細分化される前のエンターテイナーとしてずっと活動してきたのがCak Percilという人であるらしい。2022-05-06の記事など何度か紹介済み。
JIHAN AUDY FEAT CAK PERCIL - KANGEN SUARANE（Cakの自作曲）
27,359 views 22 Apr 2019
ステージのうしろの垂れ幕に書かれてあるGuyon MatonというのがCakがリーダーの大世帯のバンドらしいのだが、同じ衣装を着た5人の女性たちも含まれるのか不明。Cak Percilとの共演ビデオがたくさん上がっているが、ほとんどこんな具合にただ座っているだけ。暇らしくてスマホなんかいじっていることが多い。
Cak Percil で検索すると、やたらと長いビデオが上位に来る。（例 ERNA NANA - YouTube けっこうな再生数）いつも同じ衣装を着ている相棒はCak Hengkiという名前らしいが、ウェブ上にほとんど情報がない。単なるキャスト扱いなのだが……。
いろいろな催し物でMCをやっている物が多くて、言葉が解らないと見ていられない。そんな中、自身のチャネルでは歌モノが、ここ1年の間にかなり上げられている。
オフィシャル・チャネルPERCIL MUSIC - YouTubeから。
Title: Kangen Swarane
Voc : Cak Percil ft Nimas Ayu
Cipt : Cak Percil
Syahiba Saufa、Esa Risty、Sasya Arkhisnaなど、このブログでよく貼っている歌手のほか、このNimas Ayu、下のDeni Kristianiなどあまり名前を見ないけれどいい歌手とデュエットしている。この歌手DeniはCakの配偶者らしい。Instagramリンク、プレイリストDENI KRISTIANI Kraton Digital
KANGEN SWARANE DENI KRISTIANI FT CAK PERCIL
1,071,056 views 26 Mar 2022
そして最近は、大手のミュージック・ビデオ、スタジオ・ライブも見られるようになったわけだ。Youtube様のおかげです。
ヒット・メイカーDenny CaknanのDC Musicから。1:50～サルサ風のリズムになるけど、最近流行っているのだろうか？
CAK PERCIL - KANGEN SWARANE (OFFICIAL LIVE MUSIC) - DC MUSIK
7,517,965 views Premiered on 22 Apr 2022
