Sepanjang Jalan Kenangan; 1960年代のハワイアン～ポリネシア風

ダンドゥットなんて名称など存在しない時代のポップ・インドネシア。なぜ以下のコンビがカバーしたのか理由は無し。歌いたいから歌っただけでしょう。ハワイアンにラテン・フレイバーをまぶした感じでナイスな曲。

Ochi Alvira Ft. Syahiba Saufa - Sepanjang Jalan Kenangan (Dangdut Koplo Version) TA PRO Music & Publishing 92,663 views Premiered on 1 Jan 2024

めぼしいダンドゥット歌手のカバーでは次のDara & Bajolぐらいしか見つからない。

Dara Ayu Ft. Bajol Ndanu - Sepanjang Jalan Kenangan
1,333,046 views Premiered on 26 Apr 2020

Didiおじさんのクロンチョン・バージョンがありました。録音年代不明。

Sepanjang Jalan Kenangan　Didi Kempot Official Channel

いろんなタイプのカバーがある。

11年前に鬱陶しいスローロック物

4年前にギター弾き語り物があって2千万再生。

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オリジナルはTetty Kadiという1952年生まれの方。Sepanjang Jalan Kenangan は1967のリリースらしいが、確実なデータ見つからず。

TETTY KADI - SEPANJANG JALAN KENANGAN - YouTube

10年ほど前までDewan Perwakilan Rakyat(DPI)日本の衆議院みたいなものの議員だったそうだ。その後も立候補するものの落選。

Youtubeのアーカイブから自動生成プレイリスト、再録音バージョンだと思う。なかなかいい曲が並んでいる。

Terbaik Tetty Kadi 9/12

musicpophits - YouTube12年ほど前にアップロードを続けて、その後ほったらかしの有志の方の無償のアップロード。アナログ盤からのアップロードの一例。かなりヒットした曲らしい。

作詞作曲のIs Harjantoの曲をもう一つ。

Tetty Kadi - Kepada Ibunda (Is Harjanto)

一つだけ、うるさい方向けに但し書き。ハワイアンと言っても、ほんとうにハワイに住んで暮らす人々の音楽ではありません。〈ハパ・ハオレ〉ソングと呼ばれる、元々はアメリカ合衆国製のハワイ風音楽のこと。日本では「ビヤホールのハワイアン」などと呼ばれておりましたが、これも死語か？

さらにややこしいことを付け加えると、雑種音楽、異文化交差音楽として評価されており、けっしてインチキ・コロニアル風ではありません。（でも、インチキ・コロニアル風も、再評価されている？）

世界の果てでダンドゥット