いろんな歌手のミュージック・ビデオのバックで、意味なく楽しそうに踊っているダンサーたち。歌手のファンとしては、そんな踊りよりも歌手の顔とか脚を見せろ!って言いたくなりますね、悪いけど。いったいぜんたい、あのダンサーたちはどんな人なのか?
例として何を上げたらいいのか迷うほど多いが、20世紀インドネシアを代表する名曲(迷曲)を選んだ。オリジナルはBerdiri Bulu Romaku - YouTube、日本でもLPやCDが発売された。℗ 1988 PT. Musica Studio's Released on: 1988-02-06
Mala Agatha - Berdiri Bulu Romaku (Official Music Video)
7,827,839 views Premiered on 10 Nov 2020
この撮影風景がこちら。顔や体格を揃えないのが、たいへん好ましいですね。ダンサーは顔じゃないんだから!(と、言いつつ、オマエは歌手を顔で判断しているぞ~と反撃されそう)
MALA AGATHA - MERINDING BULU TOMAKU BEHIND THE SCENE alias Dibalik Layar
347 views Premiered on 30 Dec 2020 最初40秒ほどはイントロ
もう1本、Malaちゃんを例に。こっちは男のダンサーも出演。
Mala Agatha - Tarik Sis Semongko - Bunga Global Musik Era Digital 3,548,044 views Premiered on 11 Oct 2020
これの撮影シーンが次
MALA AGATHA - BUNGA || BEHIND THE SCENE alias Dibalik Layar.
以上2種の撮影シーンは、CK Dance Kediri というグループのオフィシャルから。かなり大所帯の組織で本拠地が東ジャワ州クディリ(Kediri)。上のようなダンドゥット歌手のバックのダンスの他、いろんな仕事をやっているようです。男のダンサーも多数います。
このダンス・チームのYoutube Official Channel
K-POPの音源(正式にリリースされた元の曲)を使ったダンスのプレイリスト。
こんな具合に男のダンサーも所属して、日夜鍛錬しているのですね。クディリなど東ジャワ州のブランタス川中流域は、男女の役割分担が西欧やイスラムの影響を受けずに現代化した地域で,、芸能・儀礼にもトランスベスタイト(異性装という難しい訳語がある。女装という訳語は間違い)が普通にいる。日本でもヤマトタケルの時代からあるしね。
太い脚の女性ダンサーもナイスでありますね。脚をさらすことが、貧しさ/田舎っぽさの属性ではなく、都会的/健康/セクシーと変化したのは、男の場合も女の場合も同じじゃないでしょうかね。ボディコン・ドレスやデニム・ショーツ、それに暑苦しそうなブーツなんかをダンス用の衣装と見れば、男が着るのも当たり前かな?
BLACKPINK(블랙핑크) - How You Like Thatなんか男バージョン、女バージョンがあるから比べてみればいかがでしょうか。
All Kpop Dance Cover CK Dance Kediri 1/25
このチャネルが、Mala Agathaちゃんのものを、レコード会社ごちゃまぜで17曲プレイリストを作ってくれた。全部にこのダンス・ユニットが関係していないのに、なぜ選んだのか理由は不明だけど。
なかなか、佳作が揃ったプレイリストでありますね。脚がかわいい娘はそこらにいっぱいいるけれど、Malaちゃんは上半身の線も魅力的ですね。