世界の果てでダンドゥット

ダンドゥットは今、現在が一番おもしろいぞ!

なあ、みんな、篠山紀信のベスト被写体って栗田ひろみだよな

新年早々、訃報記事。篠山紀信2024年1月4日死去。

コアなファンの方々は「南沙織に決まってるだろ!」と言われるでしょうけど、わたし、南沙織ってあんまり好きじゃないんだ。すみません。栗田ひろみこそ、1970年代初期の象徴だよなあ。

古書店まんだらけの商品写真からリンク。

https://img.mandarake.co.jp/webshopimg/01/01/609/0101392609/01013926094.jpg

特集 ユージン・スミス水俣」ってのがすごいね。そういう時代だったのだ。

あの頃は、経済成長が永遠に続くと思われたね。こんなかわいい娘が街に溢れていく、そんな時代だったなあ。翌年、石油ショック、日本経済は戦後初めてのマイナス成長。日本沈没だあ~と不安になった。

日本沈没」「八甲田山」など大味な大作映画担当になっていく監督・森谷司郎の珠玉の佳作「放課後」。

play.google.com

井上陽水の「夢の中へ」はタイトル・シーンのバックなのだが、エンド・ロール(テニスをする栗田ひろみ)に流れる「いつの間にか少女は」が傑作。音声かビデオを貼りたいけれど、ちゃんとコピーライトをクリアしたものは無いようだ。削除されるかもしれない。

www.youtube.com

歌もよかったよなあ。

栗田ひろみ「初恋の散歩道」 作詞:安井かずみ 作曲:森田公一 編曲:馬飼野俊一 1973年7月10日発売

www.youtube.com

それにしても、南沙織も、栗田ひろみも、それから山口百恵とか、芸能界を引退して、(芸能界を引退ってなんだよ、そもそも)完全に音信を断つ人たちが多いけど、芸能界ってそんなに嫌な世界なのでしょうか。〈足を洗う〉のが困難で、いったん〈足を洗えば〉扱いがタブーになるのでしょうか?