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Banondari; よみがえる1990年代の名曲(珍曲?)ポップ・スンダ

Azmy Zの新リリースがいいぞお。

BANONDARI - AZMY Z Ft. GIRI HARJA DUA PUTU 900,635 views  12 Aug 2023

男性歌手はKhanha Shandhikaという、ずいぶん若いかわいい子で、Wayang Golekというジャンルの人形芝居劇団に所属している。インスタグラムはここYoutubeGiriharja Dua Putu - YouTube

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歌詞は男女の掛け合いで、キザなプレイボーイが、女の子を口説く歌。「なんとかわいい娘だろう。しかし、すぐに機嫌を悪くし、口舌鋭く悪態をつく。kuéh lapis(米粉に色をつけて重ねた菓子)のようだ」と男が前説を語る。女のほうは「女の尻を追いかけてばかりいるプレイボーイ、気持ち悪い~」。男のほうは「俺の愛は真実、ただ一人おまえだけ、パリにでもニューヨークにでも日本にでも、連れて行ってやるぞ」「いやよ、愛はお金では買えないのよ」という調子の歌だと思う。英語訳も出てくるが、たぶん自動翻訳ソフトで、細かいニュアンスは判らないのですみません。

この歌、次のバージョンが有名で、たぶんオリジナルだと思うが確認はできない。日本でもLPやCDが出た女性歌手Detty Kurniaの名曲というか珍品。発売はなんと、オシャレで前衛的な外国の作品を国内発売していたWAVEから。西武資本の六本木WAVE系列の、バブル経済の象徴みたいな会社。

Detty Kurnia Banondari  日本発売1991年

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WAVEが出していたドイツの前衛音楽とか、テクノ・ミュージックよりも前衛的(?)で訳分からん音楽??なんじゃこれは?と購入した人たちは思ったのではないでしょうか。

ジャワやスンダ地方のライブをyoutubeでいろいろ見た後で聴くと、普通に聞ける。男性ボーカルが、伝統的な芝居の発声であることも判るし、男女掛け合いの呼吸も判る。そして、こういうヘンテコな歌にあわせて、ちゃんとノレる人もいるのだ。

Rosita Nada(バンド名。歌手名は不明) - Banondari  2015年1月10日撮影。歌詞を見ながら歌っているが、その間にアドリブを挟んでいるようだ。たぶん。

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全国ネットのテレビのダンドゥット・タレント・スカウト番組出身のLesti。ファンが撮ったもので、音も映像もめちゃくちゃだが、こういう雰囲気で演っているってこと。

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それにしてもAzmy Zかわいい。こんなふうにドラムズも叩くし、ポップ・マレーシアも歌うし、鳥居をバックにセーラー服のコスプレもやるし、スカ・バンドの専属みたいなKALIA SISKAとも共演しているのだ。プレイリストを貼っておきます。

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