凛々しい美少女顔ですね。手の形がグワシ!だったら、もっと決まっていたのに。
地方で地道に活動している歌手にも、こんなに美しい人がいるのだ。
上のショットはインスタグラムより
楳図かずお画伯、大往生で過去記事の日付変更(元記事発表は2022-07-30)、まったくマンガと関係なくてすみません。訃報と追悼記事は誰か書いてくれるでしょう。
本拠地はパチタン県(Pacitan)で、香川県の4分の3ぐらいの狭い県。東ジャワ州の南西の端っこで、インド洋に面した海岸に山が迫る土地。スシロ・バンバン・ユドヨノ元大統領の出身地であるそうだ。
衣装を見ると古臭い音を出しているように見えますが、音だけ聴くとダンドゥット・コプロと違いは無し。表情が豊かで魅力的な人だ。
SANGKARA MUSIK PACITAN (結婚式などの催しのビデオを作っている零細会社)のプレイリストから。UYAH MOTO PIDIOという東ジャワ州パチタン県にある会社制作の音源もまじっている。
上のプレイリストでは、ダンドゥットのヒット曲を演っていますが、下のように、ガムランとクンダン(ジャイポンともいうようだ、太鼓類の名前はよく判らん)それにシンセサイザーをバックにCampursariを歌うのが得意であるようです。
ここで気をつけたいのは、このLanggam Campursari という形態が、それほど古いものではないらしい、という事実。最近20年ぐらいに出現したものらしい。歌い方や旋律がジャワの伝統を継承しているように聞こえてしまうが、実は演奏者にとっても歌手にとっても、新しいフージョン・ミュージックである可能性が濃い。
歌手にとって、上のようなヒット曲を歌うのは営業の余興であって、こっちが本業という格付や区別は無いかもしれない? わたしとしては、このタイプと同時にヒット曲を歌うダンドゥット歌手としても活動してもっと名が知られてほしいのだが。それから、このゴテゴテした衣装も流行りが廃れて、もっとスッキリしたかわいい衣装にしてもらいたいのだが。
化粧もずいぶんナチュラルになってきている。以前は、地顔がかわいい人もそれなりの人もみんな一様に塗りたくった化粧であったが、最近はかわいい顔の歌手が有利な、つまり不公平な状態になってきている。でも、それでいいのだ。ポピュラー音楽は容姿を含めて愛でるものなんだから。正調節の忠実度を競うものになると、衰退の道まっしぐらだ。
Rina Aditama Campursari Sragenan(Langgam Campursariの一種だと思うが、正確には判らない。単なるキャッチコピーかもしれない)
Kembar Music Digitalから12曲のプレイリスト。
Instagramの写真見ると、ヒジャブにジーンズという普通の格好していますね。
それからPutri Kristya(中部ジャワ州Sragen スラゲン県付近が活動の中心)Niken Salindri(東ジャワ州クディリ県が活動の中心)とも共演しているようです。
それで、当然ながら(?)配偶者がおられるようです……少なくとも4年前から。
追加 2023年2月2日
古いビデオ発見 この頃からボーカル・スタイルが変わっていない。微分音階のような節回しが気持ちいい。
Diva Nada(バンド名) ~ Gubuk Asmoro - Rina Aditama
1,726 views 3 Dec 2016