へー、この歌（2017年）って、スペイン語の歌で初のUSAビルボード No1だって。Spotifyグローバル・チャートでも初のスペイン語ソング1位だって。ほんとかよ？Universal Music Japanの公式ページに載っている。一応レゲトンというジャンルから出てきたプエリトリコ出身ミュージシャンの曲で、ジャスティン・ビーバーが参加したバージョンもある。（めんどくさくて複雑な話でわたしもよく知らないが、USAビルボードのチャートの集計方式は何度も変わっているので、現在どんな具合に集計しているのか、わからん〉
30ぐらいの国で年間チャート1位になっているけど、主要国で日本だけで振るわず、週間チャートで28位が最高だって。ガラパゴスの面目躍如！
Luis Fonsi - Despacito ft. Daddy Yankee 現在再生数80億超え！
わたしがこの歌を知ったのは、BBCラジオのAsian Network、放送をインターネットで全世界で放送後1ヶ月分が聞けるサイトだったのだ。Asian Networkってのは、UK在住の南アジア系の人たちを対象にした放送なのだが、インターネットで日本でもどこでも聞けるわけ。
その南アジア発のポップ・ミュージックを24時間流しているラジオで、この歌が毎日何度もかかっていた。最初、インドでもスペイン語で歌う歌手がいるのか？ってなんとなく聴いていたが、UKのインド/パキスタン/バングラデシュ移民の間でも超人気の曲であったわけだ。
ジャンルとしては〈レゲトン〉というレッテルが貼られているが、わたし、この〈レゲトン〉って、リズムの名称なのか、それとも漠然とした無国籍ラテン・ミュージックなのか、いまいち判らない。ダンスホール・レゲエの影響があるとする情報もあるが、とてもジャマイカ系ミュージックとは思えない、感じられないのだよ。
こういう外国のヒット曲をダンドゥット歌手がカバーするのはぜんぜん珍しくないが、たいていスタジオ・ライブとか屋内ライブなのだよ。ところが、この歌、ちゃんと野外の本格的コプロで演っているバンドが多数ある。歌詞も元のスペイン語のままで。
次のNew Pallapaバージョンは、原曲のリズムを再現しようとしているのだろうか？ それともダンドゥット流ごちゃまぜリズムなのだろうか？ 歌は、このJihan Audyちゃんがはっきりした発声・発音で聞きやすい。
Jihan Audy Despacito New Pallapa 2017年11月のアップロード。韓国出稼ぎ組織のお祭りだろうか、韓国国旗が見える。
Via Vallenはスタジオ録音、リハーサル風のビデオもあるけれど、ちゃんとしたライブ・バージョンを。レゲエ/スカ風～ロック風のリズムに変形。
Despacito ( Cover ) - Via Vallen OM.SERA Live Gor Purbalingga 3 September 2017
次はOM Seraのクンダン奏者Iphankのオフィシャル・チャネルから。ボーカルはやはりVia Villanさんだろう。ドラムセットとクンダンの叩き方がふだんと異なるのかどうかは、わたしには判断できない。
Despacito Cover Kendang by Iphank Sera (OM SERA live Sukoharjo 2017)
MONATA - FULL ALBUM (LIVE REONI X TRAINEE JAPAN) 10 Jul 2018
Niken Apriliaという知らない歌手が歌っている2:00:27～ 上のViaさんに似たガイコツの衣装なんだけど、このころ流行っていたのでしょうか？日本への技能実習生派遣事業との協賛だろうか、日の丸が揚げられて、最初に偉い人のスピーチがある。
次、全員登場でOM Adellaから、Tasya Rosmala かわいいけど歌ってない…。
DESPACITO ALL ARTIS ADELLA 2017 Prambon Tuban 22 Nov 2017
なんと、Vivi ArtikaとNew Kendedesが演っているのを発見。かなりお金持ちの子息・令嬢の結婚パーティらしくて、最初(0:06～)に紋付き袴と和服の写真が出てくる。なかなか似合っている。
DESPACITO Luis Fonsi feat Justin Bieber versi Dangdut Koplo Cantik VIVI ARTIKA
収録日は2017-10-15 これも、スカ風～ロック調をまぜたダンドゥット
うーん…… もともとの曲調はダンドゥット・コプロと同じくダンス・ソングなのに、いまいち相性が悪いのでは？
